和葉@が流石な言葉を残すブログ

ブログ名だけ偉そうだけれども、自分の持っている知識を文章化したりオススメしたりしていくブログです。

ダリフラ調整記

皆さんこんにちは。

とてもお久しぶりの調整記の更新になってしまいました。

その分、色々やりました。多分ダリフラはこれ以上新しい形を作る事は無いと思います。

恐らくこれまでに試した形は5種類くらいだと思います。一人回し限定の形も合わせると8種類くらいあります。

 

ダリフラの強さとは

この作品は言ってしまえば「他タイトルの強カードの皺寄せを貰った超マイルドパワータイトル」です。

他の作品にある互換カードで引けを取らない強さを持っているカードは眼福 フトシジェニスタの2種類しか存在せず、それ以外は全て互換カードの方がカードパワーが高いです。

合体ギミックはひなろじが大暴れした影響か見守る者 学園長のようなリソース回収カードも無ければ全6種類のうち半分の3種類しかデッキに合体先を戻しません。これにより、そもそも多くリソースを消費しやすい合体が任意のタイミングで行う事すらできなくなっています。

また、新田 美波の完全互換でもある運命のはじまり ゼロツーは黄色に変わってしまった事によりクライマックスがショットアイコンに。CXコンボを狙いにくくそもそもクライマックスを置けないと4500という数値がより使いにくさを助長しています。

これにより、Lv1でリソースを回収してLv2以降の合体で相手を押しつぶすパターンはリバース要求をかわされ、早出しメタを置かれるだけでデッキを根本から否定されます。

発売当時は進撃の巨人を始めまどマギ、冴えカノのようなリバース要求を簡単にかわそうとしてくるデッキの他にSAOもスタンバイ軸が流行っており数値負けを頻発し相手をリバースできない盤面すら存在しました。

そんな中、どうやったら作品のアイデンティティを出してゲームに勝つ事ができるかという事を悩みながら見つけ出していきます。

正確なレシピは残ってないものもあるので、時系列で書きながら色々まとめます。

最初期

4炎4門構築

原点ですね。初めてこの作品のレシピを見た時に合体をしないならなんでこの作品を作ったんだ?と思ったので合体を入れる決意をしました。

一番強い合体は間違いなく鋼鉄の乙女 ストレリチアです。自身のアタック時限定ですが美夏互換に引っかからず相手の早出しを上から倒せます。

しかし、このカード自体が先出しに向いていない事もあり往復で相手の早出しメタを潰せるクロロフィッツをメイン軸として採用する事に。

ジェニスタも一緒に採用していました。Lv3は全て回復できるようにしてLv2から合体によるサイズと回復で相手よりも長くゲームができるような形を目指す事に。

しかし、初日このすばと対戦して1度も勝てそうなゲームがありませんでした。単純に2種CXコンボの影響で手札の融通が利かず、ゼロツーのCXコンボが成立しなかった試合はLv3までに手札が枯れそもそも合体なんて目指せる状況になりません。

合体も後列にLv応援なりジェニスタが置けないと相手の早出しに上から踏まれるパターンも存在します。

こちらの助太刀による早出しメタのコストが手札2枚という事もあり、全試合手札が常に枯渇し相手が優勢な状況を覆せませんでした。

これはまずいとその日知り合いと話してデッキを大幅に変える事に。最初期は眼福 フトシの強さを信じていなかったので採用していませんでしたが、使ったら余りの強さに驚嘆しました。

4炎4扉構築

そこから行われた一番の変化がこの形です。詰め手段であるLv3を幼馴染の少女 イチゴEscape ココロにする事でCXコンボを狙わずゼロツーのCXコンボだけ集中できるようにしました。

扉アイコンと幼馴染の少女 イチゴは非常に相性が良いので、宝や門よりもこちらを優先しました。

Lv1でリソースを集めLv2で眼福 フトシによってサイズ押しをする。これにより環境にいたスタンバイ軸のSAOはサイズで勝つ事ができなくなりまず負ける事が無くなりました。

 ですが、兎にも角にも安定感が無い。ゼロツーを短いターン数で複数枚確保しながらクライマックスを引き込んで、そのゼロツーから眼福 フトシと繋げないと強い動きは作れません。

結局この形は今後のデッキの方向性に大きな影響を及ぼしましたがそこまで長い期間使わずに終わりました。

4ストブ4炎構築

一度も対人戦をする事なく一人回し(一人で対戦もした)だけで終わった伝説の構築。進撃の巨人のようにLv1にCXコンボ2種類を採用し必ず眼福 フトシに繋げられるようにするというコンセプトです。

結論としてはこのようなデッキタイプでやるべきではありませんでした。初手からLv1まで手札の取捨選択が非常に難しく、プレイの難易度も跳ね上がり裏目が山程生まれます。

Lv0が非常に強い事がウリのダリフラにも関わらずこの構築ではLv0もまともに確保がままならない。

二兎追う者は一兎も得ずとなってしまう事も多かったのでお蔵入りになりました。

方向性の定まった中期

8扉構築

ここで一度全ての縛りを断ち切って、とにかく眼福 フトシを複数枚着地させる事に特化させる形にしようという一つの結論に至りました。

同じくらいのタイミングでちょうどYoutuberのスグロさんという方があげた動画でも使われているはじめての海 イクノを採用する形です。

最初はCXコンボを一切利用せず、ジェニスタは合体して後方支援するだけのカードになっていました。

この構築の一番いい所はCXコンボの制限に縛られず、デッキに入れているシステムキャラが目指すべきカードの選択肢が少ない事でした。

プレイに一貫性も生まれやすく、迷う事が殆どありません。はじめての海 イクノ自体が何枚クライマックスを吸い込んでしまうかによって上振れ下振れは存在しますが、そういうカードだという前提でデッキを組んでいる分プレイにブレが生まれませんでした。

この構築が一番ストレスを感じない上にこのすばにも勝ちを拾える回数が増え、他タイトルにも勝率が上がってきました。

ここから微調整を加えた先のものが一番最初にレシピの出る事になったものです。

6扉2宝構築

実際のレシピ

とにかく無駄を排除し、Lv0からアドバンテージを取られないようにしながらLv1でイクノでストックを溜め、眼福 フトシジェニスタの展開に全力を注ぐ。

プレイし続けていて、ある程度手札がギリギリの枚数でも最後まで枯渇しない事がわかったのでルークスパロウを2枚採用しました。店舗大会なので身内メタ感もありますが、環境で見てもこのすばのゆんゆん、SAOのアスナシリカ、ひなろじのステュクスと序盤から出てきて自分がLv2に先上がりする事で相手の後列を2枚飛ばす事が狙えるカードは多くいました。

相手が後列にLv0を並べるデッキであれば確実に刺さる事もあり、実際に非常に活躍してくれましたが宝を多くしすぎて手札を切れなかったら困ると思い枚数は徐々に増やす方向性にしました。

5扉3宝構築

上の派生系のため内容は割愛。イクノ型の限界枚数な気がします。

環境の変化を受けた調整末期

4ストブ1扉3宝構築

同じ店舗大会で3-0はしてるものの、レシピが載らない日でした。

この形も基本線は変わらず、環境にリバース要求をかわすカードが減ってきたように思えた事とWGPの優勝が4宝4扉のSAOであった事からとにかくクライマックスを貼っていくデッキが増えていくと予想。

これにイクノなんて使っていると常に打点負けを引き起こし明確にアタック回数の差で負けてしまう事は想像に難くありません。

そのため、とにかく引いたクライマックスを発動する事に意味のある構築にするという部分を念頭に起きました。

Lv0も使い続けていた移動を止め甘いもの好き ゼロツー秘めた想い イクノを多めに採用。とにかくストックを不必要に使わず手札を一方的に消費していかないように心がけるデッキになりました。

感触は悪くなかったものの、Lv1のゼロツーの5500というサイズが今ひとつな部分とストックブーストのクライマックスをどうしても好きになれずに解体を決意。

6宝2扉構築

実際のレシピ

遊々亭の動画でもあるようなトレジャーアイコンを増やしアルジェンティアのステイメン ゾロメを採用して自傷しながらもとにかくリソースを回収し続けるデッキにしました。

この時はじめての海 イクノを戻しましたが、大会中1度しかストックブーストしていません。勿論引きが噛み合わなかったというのが殆どでしたが、単純にダリフラはLv1が物凄く弱くかろうじて採用しやすい色が青だったので青にしたという部分が大きいです。

アルジェンティアのステイメン ゾロメは他の強い後列キャラがいて発動コストが非常に弱い事から敬遠していましたが、使った感触はまずまずでした。

ダリフラという手札を増やしにくいタイトルでトレジャーアイコンをトリガーから発動して効果を使用すれば確実に手札の維持に繋がる点は優秀です。

特に弱い1週目を集中とゾロメによって物凄い速度でデッキを掘り進め2週目に突入させる動きは好感触でした。

そうして最後の構築に向かいます。

8宝構築

実際のレシピ

結論からいうとそこまで強くありません。理由は様々ですが一番大きな理由は8宝という山を薄くしてトレジャーアイコンのトリガー確率やキャンセル確率を上げるデッキにも関わらず幸せな未来へ ココロは不確定ストックを大量に生み出し山の状態をはじめての海 イクノ以上に悪くします。

また、クライマックスを貼って6000という数値は現環境に置いて不十分でありオーバーロードの登場でいよいよ限界が来てしまったような気がしています。

2018年は不遇の年と言われながらどうにかこうにかいじくり倒してこねくり回して味がしなくなるまで遊び尽くしましたが、最後の形も見えてきて良かったです。

 

おわりに

自身のデッキ調整記だけで4000字近くの長編記事になってしまいました。ここまで読んだ皆さん、カード画像がポンと出てこないにも関わらずしっかりと読んで頂きありがとうございます。

相性や対策記事はまた別途書こうと思います。とりあえず今後もCCさくらやジョジョが来るまでは回し続けると思います(BCFは未定)が、ジョジョが強くあってほしいと心から願っています。

それでは重ねてになりますがここまでお付き合いいただきありがとうございました。また次回の記事でお会いしましょう。それでは。