和葉@が流石な言葉を残すブログ

ブログ名だけ偉そうだけれども、自分の持っている知識を文章化したりオススメしたりしていくブログです。

ゴブリンスレイヤーデッキレシピ

はじめに

かなり久しぶりとなるデッキレシピの記事になります。単純に組んでなかったというのもあります。

今回は巷でも最強タイトルの候補に確実に入っているゴブリンスレイヤーのデッキレシピです。

このタイトル。ほぼ全てのカードの水準が高い影響で現状最適解とも言える形が存在せず、8炎、8扉、4扉4電源、4扉4門、4門4電源と構成が多岐にわたっています。

その中でも今回は8扉の構築の公開になります。理由は単純でここ最近挙げられているデッキレシピの中で一番公開されていない型だからです。(8炎は個人的には絶対に最適解にならないので除外)

Lv3の女神官は確かに優秀なカードではあるものの、最近の流行りの波に飲まれやすいカードだと個人的に思っています。

そんな中で一番安定感があり、この後控えているしろくろフェスから始まるBCF2019でも確実に上位に食い込みやすいと思っているデッキになります。

デッキレシピ

Lv0

神聖なる白き舞 女神官 1

地母神の御使い 女神官 1

ひとときの安寧 牛飼娘 1

定められた結末 ゴブリンスレイヤー 4

怪しい依頼 魔女 3

優しき聖職者 女神官 4

水の街へようこそ 剣の乙女 2

感謝の気持ち 女神官 3(2)

Lv1

松明(TD) 3

緻密な戦略 ゴブリンスレイヤー 4

ちょっとした親切 魔女 2

辺境最強の意地 槍使い 1

松明(BP) 1

まっすぐな瞳 女神官 1

Lv2

煌めく凶刃 ゴブリンスレイヤー 1

二人の居場所 牛飼娘 2

大物狩り 槍使い 2

Lv3

滅殺の鉄影 ゴブリンスレイヤー 4

はじける活力 牛飼娘 2

<<ゲート>>のスクロール 1

クライマックス

Last Breath 4

命懸けの死闘 4

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デッキ概要

基本の軸は赤の8扉。青いカードは入っているものの、万が一の色拘束を受けるカードも2000助太刀の1枚のみとほぼゲームプレイに影響を与えません。

基本的にはLv1の緻密な戦略 ゴブリンスレイヤーのCXコンボで松明(TD)を回収し、その松明(TD)で次ターンのリソースを確保しながらデッキを回し続けリフレッシュを早め山札を強い状態を維持するのが狙いです。

ポピュラーなデッキとの違いが明確に2種類あると思っています。

二人の居場所 牛飼娘の採用ですが、絶対にプレイできるように2枚取っています。このカードがあるかないかがLv2帯でのスタンバイ軸相手に対する強さの明暗を分けると言っても過言ではありません。サーチや回収が山程あるので2枚でプレイに困る事はありえないです。

特にトップメタの一角でもあるオーバーロードのスタンバイ軸にはLv1からマウントを取られ始めてしまうため、Lv2でそのアドバンテージを取り返す事ができなければLv3までにどうにもならないくらいの強い山を作られてしまいまともなゲームになりません。

助太刀が優秀ではない事から領域移動の早出しメタをLv2でプレイしたとしても手遅れになりやすいので、行きでしっかりと相手を倒した上で返しでも相手の復活の儀式 アインズを返り討ちにしやすくしています。

2点目がカナリアの不採用です。これは8扉という構築において一番適していない強さを持ったカードであり、一貫した行動を続ける以上不要だからです。

まず基本集中は当たる前提で考えず手札が溢れるタイミング以外では毎ターン起動可能であれば起動します。

勿論、カナリアで欲しいカードがあった場合にはじける活力 牛飼娘をプレイするというシナジーもありますが最大で5枚トップを確認できる能力を上2枚がわかったからと言ってプレイするしないの判断基準にはなりません。

プレイした瞬間に失ってしまうリソースやイベントである事から都合よく引いてプレイできない事を考えて、安定性を最大限高めたデッキに一番不要なカードとして不採用にしました。

各レベルでのデッキの動き

Lv0は定められた結末 ゴブリンスレイヤー怪しい依頼 魔女を並べて相手の"揺るぎない覚悟"氷川紗夜おめかしハルヒ互換、後出しされた仕事中 ジョー互換や移動テキスト持ちを否定します。

特に最近流行りの動きに強く、Lv0からアタック回数を増やしてダメージレースを優位に立とうとする動きに完全に蓋をします。

勿論クライマックスを置けば十分突破可能なサイズまで上昇する事はありますが、Lv1のCXコンボが当たり前のようにある中でそのクライマックスを消費させる事ができるだけでも大きな価値です。

さらにはクライマックスを置いた事による手札のリソース-1、打点を過剰に上げた結果先上がりを許す事での緻密な戦略 ゴブリンスレイヤーによるCXコンボの回収を許すという行為はこちら側に若干の分があります。

Lv1では緻密な戦略 ゴブリンスレイヤーから松明(TD)を回収し相手ターン中に使用する事で6枚掘り(控え室から回収した場合は5枚掘り)を可能にしています。

松明(BP)は以下の2点のタイミングに限り回収します。

1、ちょっとした親切 魔女をプレイした上で相手の後列に集中か笹瀬川 佐々美互換がある事

2、辺境最強の意地 槍使い+まっすぐな瞳 女神官のような高パワーラインが作れて相手の攻めをいなす事ができ且つ後列に集中か笹瀬川 佐々美互換がある事

基本は優先して回収する理由はなく、確実に次ターンで使える算段が整う場合に限ります。

勿論1の場合でも2の場合でも相手が読み切ってサイドアタックで調整してくる場合もありますが、サイドアタックする事で自分の場のキャラは倒されないため手札1枚を得し、その1枚を使わずに次のターン全く同じプレッシャーをかける事ができるためこちらは何も困りません。

Lv2からは確実に6ストックを貯めるように動きます。理想的な最終盤面を形成するためです。

ここまででクライマックスのめくれが弱くない限りは貯められるデッキではあるので、めくれが悪い場合に限り最終盤面を変えましょう。

二人の居場所 牛飼娘が相手の数値計算を狂わせやすく、2000しか上昇しないと思い込んだ所に煌めく凶刃 ゴブリンスレイヤーで500勝ちを狙うパターンや1度目のアタックで松明(TD)を使って数値を上げておいて、次のアタックに煌めく凶刃 ゴブリンスレイヤーを使って4500上昇するパターンなど相手ターンでもかなり選択肢を広げる事が可能です。

Lv3の最終盤面は滅殺の鉄影 ゴブリンスレイヤー×2、はじける活力 牛飼娘が理想盤面です。勿論滅殺の鉄影 ゴブリンスレイヤー×3が最適ではあるものの、8扉という性質上クライマックスを引き込むのは難しく、リフレッシュ前に戻さない行為をするよりも強い山にした上でXルックで引き込む事を狙った方が山を削りながら欲しいカードにたどり着きやすいので結果としてプレイに支障が出にくいです。

そもそもこのデッキと対面した場合、こちらがLv2から3に上がる瞬間をチャンプアタックでリバース要求を通さないようにされる事が多く、滅殺の鉄影 ゴブリンスレイヤーのCXコンボを引き込む猶予を与えられる事も少なくありません。

その際に後列にいる集中を前列に出し、場にカードを残しやすくする動きが必要です。過労死しそうな活躍ぶりです。

さいごに

8扉の最大の利点は「クライマックスのめくれにプレイが大きく左右されない」事です。トレジャーアイコンやゲートアイコンはめくれた事によってプレイの方向性を変える事があり、スタンバイはより大きく左右されてしまいます。

その点においてはゴブリンスレイヤーの全ての構成の中で勝っています。ただ良くも悪くも尖っていない丸いデッキのため高い勝率を叩き出しても上振れて理不尽な行動はできません。

回戦数の多くなりやすい大型大会にはうってつけのデッキだと思います。女神官型はムラがあるため長い回戦数を戦って優勝するには(それこそ個人戦なら)上振れが必要だと個人的には思います。

大会には出るけど、デッキには困っていて何作ればいいかな…と思っていた人の一助になれたら幸いです。

それでは皆さん普段の今日のカードの評価記事も見ていただけたら嬉しいです。それでは。